ここがカオサンロードなのだろうか?
僧侶の女性に
俺「This is カオサンロード?」
と聞くと、僧侶の女性は
向こうからやってくるバスを指差した。
どうやら乗り換えるみたいだ。
タイのお金にまだ慣れていない為、
先にお金を準備しておこうと
俺「That bus is how much ?」
と聞くと、
僧侶の女性「大丈夫よ、私が払うから」
と言うので、
俺「No!No!No!俺払います!」
そうこうしている内にバスが到着し
乗り込むと、バスには乗客がたくさん乗っており、
とても座れそうにない。
中程まで歩き、2人とも棒に捕まり
お金を渡そうとするが、受け取ってもらえない。
というか
そもそもこのバスは一体いくらなのか?
さっきのバスとは違い、かなり奇麗でエアコンも効いている。
お金を渡せずにいると、
近くの席に座っていた若者が僧侶の女性に席を譲った。
僧侶の女性が席に座る。
すると、その若者の前に座っていた
見た目はもう、おじいちゃん一歩手前の男性が
笑顔でなぜか俺に席を譲ってきた。
さすがにおじいちゃん一歩手前の方に
譲ってもらうわけにはいかないので
俺「No!No!No!プリーズ!」
と言い、手で席に戻って欲しいと伝えるが
おじいちゃん一歩手前も引いてくれない。。。
空席ひとつを2人でやりとりし、
なんとかおじいちゃん一歩手前に座ってもらった。
あきらかに年下の俺になぜ席を。。。
僧侶の女性のそばへ行き、
いくら渡したらいいのか分からなかったので
持っているだけのコインを渡そうとしたが
やっぱり受け取ってもらえない。
どうしてもお願いと頼むと、
女性は一番小さな
1バーツ(約3円)にも満たない
コインをひとつ受け取ってくれた。
もっとかかってるはずだからと言っても
それ以上は受け取ってくれなかった。
きっと。。。
金額は全然足りてないだろう。
何度もお礼を言った。
そして目的地に着いたのか
僧侶の女性が降りることを
教えてくれる。
降りた場所はカオサンではなく
大通りだったが、僧侶の女性が
手であっちだよと方向を教えてくれた。
何度もお礼を言って、僧侶の女性と別れ、
教えてくれた方向へ進んで行く。
少し歩いて後ろを振り向くと
僧侶の女性は、またバス停に並んでいた。
俺に教えてくれる為だけに
降りてくれたのだろうか。
感謝の気持ちと申し訳ない気持ちで、
いっぱいになり、立ちっぱなしのまま
僧侶の女性の方を見続けていた。
向こうもこちらに気づき、
遠くの方から、あっちあっちと指で教えてくれた。
僧侶の女性の方へ戻り、またお礼を言った。
お礼を言うことしかできなかった。
僧侶の女性は
やさしく微笑みながら
もういいから、早く行きなさいと言った。
まだタイに来て3日目だけど、
どうやら私はこの国を嫌いに
なれそうにありません。
【おまけ】
帰りもバスで宿まで帰ったんですけどね。
ちゃんと番号も確認してバスに乗ったんですけどね。
どうやら同じ番号のバスでもさらに種類があるようでして。
もうここまでくるとさすがっていうか。
また間違えましたよね。
タイ人には助けてもらってばかりです。
荻です!
返信削除ちゃんと届いてるかな??
やっとコメントが投稿できるようになれました。
旅楽しそうでなによりです。
バッグにはなにが入ってるんですか?
荻曽さん
返信削除届いてますよ〜
コメントありがとうございます!
荻曽さんがくれたタイ語兼英語の本は
常にバッグに入っており、
日々勉強させていただいております◎