2011年11月28日

生きとう



さて。
デリーから再び寝台列車を利用して
さらに東へと向かうわけですが
インドといえどもさすがに12月近くにもなれば
北部の方は夜冷え込みます。

すげーなめてた。

寝台列車、寒すぎて寝れません。
てゆーか、これ寝て大丈夫なのかしら。
誰か教えて。

夜中に寒くて目が覚め、
周りを見回すとみんな毛布やブランケットに
身体をぐるぐるに巻き付けて、すやすや寝てました。

少なくともこの寒さに
ぺなぺなの長袖と短パンのみで挑んでいる
勇敢な乗客は私ひとりだったと思われます。

もちろんしっかり鼻と喉をやられて
下車することになるわけですが、
朝が来たときの達成感と言ったらもうね、

生きとうーーーーーーーーーーっ!!

はい。
ジョードプルです。
別名ブルーシティ。
キレイっすね。
トップ画像はメヘランガル砦です。


2011年11月27日

本能



インドの列車は遅れるということで有名というか、
もはや当然であるかの様にしれっと遅れて来るわけです。

バラナシからデリーへ向かう寝台列車に乗ったんですけど
5時間遅れて列車がバラナシ駅へ到着し、
次の日の朝7時にデリー駅へ到着する予定が
さらに次の日の深夜1時に着きました。
18時間遅れ。
頼むわインド!

で、既に3回目のデリー。
さすがにもう何もないだろうと気を抜いてたら
フェスティバルありました。

な・ん・と、タダ飯が振る舞われるという夢の様なお話。
ええとですね、分かりますかね、
シャッターを切るだけで6歳くらいの子が
ギブミーフォトマニー!って言うインドで、
ただ歩いてるだけで子供たちに囲まれて
チョコレートとかペンとかお金をねだられるインドで
お金を払わずにご飯が食べれるっていう恐ろしさ。


うん。やっぱこうなるよね。
もうね、いろんなものが剥き出しすぎです。
生きものとしての本能っていうか、
私の本能としましては遠くからエールを送り続けておりました。


2011年11月23日

チキン野郎



なんやかんやで6ヶ月のインドビザをゲットし、
バスを乗り継いで国境を越えて
列車に乗り換えようと思ったら
切符が買えず半泣きにさせられ
結局切符が買えなかったもんだから
さらにバスを乗り継ぐことになり
合計24時間くらいバスに乗ってたら
インドのバラナシに着きました。
お疲れした、自分。

バラナシの見所と言えば
ザ・インドのひとつ、ガンジス河。

写生大会とかでいろんな色の絵の具をしこたま洗った後の水の色。
そんな色ですガンジス河。

ちなみにガンジス河は母なるガンジスとも呼ばれ、
ここで沐浴をすれば全ての罪が消え、
死者の灰を流せばカルマから解き放たれるという
聖地というか、全てを受け入れてくれると言われる聖河なんですけど
実際のところ川沿いにゴミが大量に投棄してあったり、
インド人たちが自らの聖水をガンジス河に投入というか放尿というか、
ガンジス受け入れすぎっていうか。
まあインドらしいっちゃらしいんですけど。

私は川沿いのガートと呼ばれる
階段状の沐浴するところを毎日散歩してました。
ガート沿いを歩いてると声かけられる率が半端無いんですけど。

今朝も3人の女の子に声をかけられまして。
平均年齢10歳くらい。
もうね、おじいちゃんには眩しすぎます。

私的には会話をしたり写真を撮ったりして
楽しく過ごしてたつもりだったんですが、気がついたら

1. 川に流す為のキャンドルを購入する。
2. ヘナで手や腕に模様を描いてもらう。
3. チャイかビスケットをおごる。
4. 日本のお金をあげる。

という四択の解答者になってまして。
もう最後の方はとりあえず何かくれ
みたいになってるんですが。
隠しコマンドの「いいえ」を
にこやかに連打してみましたところ

5. 撮った写真のデータを消去

が追加されました。
ありがとうございました。
笑顔がキュートだった彼女たちですが、
最終的には「チキンメェーーーンッ!」という
捨て台詞を吐かれたのち、去っていかれました。


インドだぁーいすき

2011年11月7日

ヒマラヤ



ネパールの見所のひとつと言えば
間違いなくヒマラヤ山脈になるわけです。

なんせ8,000mを超える世界の屋根が8座もあるんで
もう行きたい放題というか、
ちょっとエベレスト見てくるわーとか
簡単に普段の会話に組み込めちゃうわけです。

私も滞在の半分くらいはトレッキングしてました。
特に今まで山に興味があるとかではなかったですが、
なかなか良いもんで。

一日5~6時間くらい(長い時はもっと)歩くわけですが

ヒイィィィもう歩けねえっす。
お疲れさま。はい、どーん。


みたいな。
ご褒美感がとても分かりやすいっていうか。

あとは
おばあちゃんが寝っころがってたり


激冷たい川を渡ったり(タナカさん撮影)


キノコだったり


かわいすぎたり


夢中でシャッター切ったり(タナカさん撮影)


かわいすぎたり


ご飯を狙われたり(タナカさん撮影)


そんな感じ

2011年11月5日

インドビザ 4話



さて。

金曜日になりました。

あれから、どう過ごしてたかと言うと、
新しいボディソープを購入したり、部屋にひk…ひ、ひ…

あれ。

おかしいな。

ひ、引きこm…

なんだか、
涙出てきちゃって。

うまく言えません。

まあ、その。
何とか乗り切ったってことで。



朝、目覚ましで時間通りに起き、
部屋も片付け、荷物のパッキングも終え、
あとはビザをもらうのみ。

前回よりも早く領事館へ向かった。

着くと、まだ領事館は開いていなかった。
領事館の門の前には既に旅行者の列ができていた。
列の最後尾に並び、門が開くのを待った。


少しすると門が開き、
ぞろぞろと旅行者たちが中へと入って行った。
同じように私も中へ入り、そして整理券を受け取った。

一応、テレックス用紙を記入した。
今日ビザもらえるから、使うつもりはないけど。

椅子に腰掛け、カウンターが開くのを待っていると
日本人旅行者に話しかけられた。
今までのこと、これからのことなど
よくある旅行者同士の話をしていると、
アナウンスと同時に番号が表示された。

話をしていると時間が経つのも早く、
思っていたよりも早く自分の番号がアナウンスされた。

使うつもりのないテレックス用紙は
軽く丸めてポケットに入れた。

窓口まで行くと、前と同じ係員がいた。
ナマステーと言いながら
ビザの申請用紙とパスポートを
ガラスの下から奥へとスライドさせた。

係員がそれを受け取り、
パソコンのキーボードを叩き出した。





頼む。





と強く思った。

係員が視線をモニターから私の方へ向けた。

目が合う。

頼む。




「ノー リプラ~イ。( 返事ねぇ~ )」





テレックスの返事は来ていなかった。

明日でネパールのビザが切れると伝える。

「3ヶ月ビザなら出せる。」

6ヶ月がいい。

「無理。」

念の為、どうして返事が来ないと思うか聞いてみた。

「 i don't know.  寝てんじゃない? 」

ありがとう。



「どうするんだ。3ヶ月にしとくか?」

・・・・・・。







結果から言うと、ネパールのビザを延長することに。
前回インドに2ヶ月いた経験からやっぱり3ヶ月じゃ足りない気がして。
単純にインドでかいし。
と言っても延長した15日の間に2、3回はトライできると思うので
取れれば6ヶ月で、取れなければ3ヶ月で再入国するつもり。

もうね、インドに呼ばれてない感がハンパ無い。笑

2011年11月3日

インドビザ 3話



「あーーーもう俺の負けだわ!ガッツのあるジャパニーズだな!」


ってなると思ってた。

日本食屋で会った日本人カップルも取れたって言ってたし、
頑張ればきっと、諦めなければきっと夢は叶うって信じてた。

私と係員が見つめ合い続けていると
隣に座っていた別の係員が立ち上がり、こちらに近づいてきた。
そして、手で追い払うジェスチャーをしながら

「GET OUT!!!!!」

と、強く怒鳴った。
正確に表現すると、

「ゲッタウッッ!!!!!」

と、強く怒鳴った。





はて。





頑張ればビザ貰えるんじゃなかったっけ。
信じれば夢は叶うんじゃなかったっけ。


そこ、キレちゃうんだ。


さすがに怒鳴られてもなお、その場に居続ける強さは無かったわけで。

警備員のおっさんに、だめだったんだけど…と言うと

「そうだな。だめだな。」

・・・・・・。

これからどうすればいいのか分からないでいると、
誰かが私の腕をぐいっと引っ張った。

警備員のおっさんだった。

「あっちだ!」

と指を指すので、そっちの方を見てみた。

「来るんだ!」

と言うのでついて行った。

そこには
領事館の関係者らしきチョビヒゲのオヤジと西洋人の女性がいた。
チョビヒゲのオヤジは西洋人の女性に申請用紙のことで
色々指示しているようだった。

このチョビヒゲに頼めばなんとかなるのだろうか。
実はスゲーやつなのだろうか。

二人がやりとりしている間、私はずっと空を眺めていた。
太陽が温かかった。

なんとなく話に切りがついた感を見計らって
チョビヒゲに事情を説明した。

もう、このチョビヒゲが私にとって最後の希望だった。

返事は…



「 impossible 」だった。
それでも何とか食い下がった。
チョビヒゲを逃したら、もう終わりだと思った。

そしてチョビヒゲは
私が面倒くさいヤツだと理解したのち、
静かにどこかへとフェードアウトしていった。



一人ぼっちになったわけです。



居場所の無くなった私はインド領事館を後にした。





宿に戻った私はシャワーを浴びることに。
風呂は命の洗濯よっていう名言もあることですし
この際、気持ちのリセットをしようと。

そして今日は買ったばかりのボディソープを使う日だった。
わくわくしながらシャワー室まで階段を降りた。
新品のボトルのフタを開け、タオルにソープを出した。

あれー 何か匂いスースーするなーって。
あれー 全然泡立たないやーって。

新品のボディローションだった。

あのー

どっちかっていうと、
体よりも心の方が乾いてるんですけども。えぇ。


つづく

インドビザ 2話



係員が用紙を確認し、ホチキスで留めると
用紙とパスポートが窓口から出てきた。
そして、英語で何かを言い始めた。

でも、

何を言っているのかあまり理解ができないんですけど。

つーか、よく聞こえん。

多分、

「一週間前に提出したテレックス用紙を大阪に送ったが、
その返事が来ないからビザは出せない。」

「今日もう一度テレックスを大阪に送るから金曜にもう一度来い。」

と言うことらしい。


ですよねー。
やっぱスムーズとかって、無いですよねー。

いやーでも今日ビザ欲しいんですよぉ。
と言いながらもう一度用紙とパスポートを窓口に入れる。

「 impossible 」

と係員が無表情で言い、用紙とパスポートが出て来る。

てゆーか、なんでテレックスの返事来ないの?

「 i don't know.  寝てんじゃない? 」

いやいやいや。

その後、何度も確認したけど

「とにかく、金曜にもう一度来い。」

ということだけは揺るがない事実らしく、
本当は私のテレックス用紙送り忘れてたんじゃなーいの?
ってゆう疑問もあったけど色々整理したくて一度窓口から離れた。

すかさず後ろに並んでいた白ヒゲのおっさんが
用紙とパスポートを窓口に突っ込んだ。

窓口のそばで頭の中を整理していると、
ネパールのビザも残り少ないことに気づいちゃったわけで。
戻ってきたパスポートのネパールビザが貼られたページを開くと
今週の土曜でビザが切れることになっていた。

金曜にビザが取れるなら大丈夫か。。。
いや。
今いるカトマンズからインドとの国境の町スノウリまでは
確か、夕方発のバスで次の日の朝着くはず。
金曜の夕方に出発して、土曜の朝に着くのか。
ギリギリすぎるでしょ。

つーか。
金曜の夕方にビザが取れたとして、
その足でバスパークまで行ったとして、
果たしてバスはあるのか。

もし無かった場合、不法滞在することになるのか。

そういえば
バクタプルでお世話になった宿のオーナーが
ネパールは1日くらいなら大丈夫と言っていた。
なんで?
むしろ、パスポートのビザの日にちを
自分で変えちゃえば良いとか何とかフンフン言っていた。
なんで?
でもやはりトラブルの元になることは少しでも減らしたい。

しかもネパールではバンダというデモがときどき起き、
バンダが起こるとバスやタクシーは休みになる。
もし金曜がバンダだった場合、確実に間に合わない。

ネパールのビザを延長すれば良いだけのことだが
ビザの延長は最低15日からで料金は、US30ドル。

10ルピー(10円くらい)安い水を買う為に
30分歩いて遠くのスーパーまで通っている私にとって30ドルは痛い。

そもそも金曜にビザが確実にもらえる確証はあるのか。

もう頭の中がカオスになってきたので
とりあえず、白ヒゲのおっさんの後ろに再び並んだ。


今日、ビザもらおう。

と。

朝、頑張ろうと決めたじゃないか。

と。


頭の中で言いたいことを英語に変換していると
警備員のおっさんが声をかけてきた。

「どうしたんだ。」

ビザがもらえないことを伝えると
警備員のおっさんは私の用紙とパスポートを確認し始めた。

「ジャパニーズか?」

その辺のネパール人と同じ様な質問をされ、
そうだけどと答えると

「大丈夫だ。6ヶ月ビザ、取れるぞ。」

と。

いや、でも窓口の人は無理だって言ってるんだけど。。
と言うと

「大丈夫だ!」

なぜか警備員のおっさんは自信を持って大丈夫だと言い切った。
根拠は全く分からないが、警備員のおっさんのオッケーをもらい、
少しだけ安心した。



まだ私の前では白ヒゲのおっさんと係員がやり取りをしていた。
その間に言いたい事を英語に変換して、
係員に言えるように頭の中で唱え続けた。
少しすると、白ヒゲのおっさんが満足そうに窓口から離れて行った。

そして、再び私の前に係員が現れた。

用紙とパスポートを窓口にねじ込み、今日ビザが必要なんだと伝える。

すると係員は、渋い顔をしつつも用紙とパスポートを受け取り
パソコンをカチカチしだした。

あれ。伝わっちゃったかしら…?

と一瞬思ったが、すぐに用紙とパスポートが窓口から出て来た。

「無理だ。」

ネパールのビザも残り少ないんだと言って再びねじ込む。

係員はパスポートを開き、ビザの期限を確認し始めた。

「金曜ならまだ大丈夫だろ。金曜に来い。」

用紙とパスポートが出てくる。

いやいやいや。
だからさぁー、色々さぁー、あるじゃんかー。
もーーーなんで返事こないの?

「 i don't know.  寝てんじゃない? 」

それはさっき聞いた。

あ。じゃあさ、テレックス送った大阪に電話して確認することできる?
用紙とパスポートを突っ込む。

「無理だ。」

用紙とパスポート出てくる。

金曜だったら絶対ビザもらえるわけ?

「さぁ?」

・・・・・・。



言い尽くした後はお互い見つめ合う感じになっちゃって。
途中で笑いそうになったけど、笑ったらビザもらえなくなると思って
ごまかす為にプリーズ…とか言ってみたり。

でも、引き下がる気は無かった。





「あーーーもう俺の負けだわ!ガッツのあるジャパニーズだな!」


つづく

インドビザ 1話



いつの間にか目覚ましを止めていたようだ。
少しだけ寝坊した。

部屋に鍵をかけ、洗面所のある階まで降りる。
洗顔だと思って持ってきたチューブは歯磨き粉だった。
水だけで顔を洗い、顔についた水を手できる。

部屋に戻り、バックパックの中からハチミツを取り出す。
昨日買っておいた食パンにとろりと垂らし、半分に折って食べる。
その間に電熱コイルでお湯を沸かし、クリームスープの粉を入れた。
あと、オレンジを一つ食べた。

ウエストバッグの中の荷物と書類を確認して部屋を出る。
目的地はインド領事館だ。

今日はインドビザを取る日。

遅れた時間を取り戻すように、いつもより少しだけ早く歩く。
車、バイク、自転車、人、犬、今日もカトマンズは朝から賑やかだ。
私はネパール人たちの間を縫うように歩いて行く。

そういえば。
少し前にカトマンズの日本食屋で会った日本人カップルが言ってた。
「ウチらも今日6ヶ月のインドビザ取ったんですけどねー、大変でしたよー。最初はだめだって言われちゃって、でも何度かゴネたらビザ貰えましたよー。」

いやいやいや。
英語でゴネるの? 私。


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ちなみに、ネパールでインドビザを取る場合

■ビザが取得できるまで
【1日目】
朝、インド領事館へ出向き、テレックス用紙をその場で記入し提出。
テレックス用紙と引き換えにビザ申請用紙をもらう。
【2日目】
一週間後の朝にもう一度領事館へ行き、申請用紙とパスポートを提出する。
その日の夕方にまた領事館へ行き、ビザの貼られたパスポートを受け取る。

■種類
ビザには3ヶ月と6ヶ月があり、6ヶ月ビザは取りづらい。
らしい。
しかも、少し前にインドに入国していると、さらに6ヶ月ビザは取りづらい。
らしい。

■ポイント
在ネパールのインド領事館の係員は、ちょっと冷たい。

私は2ヶ月前にインドを出国している。
再びインドに入国する為にビザが必要なのだが
3ヶ月ではなく、6ヶ月ビザが欲しい。という話。

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既に私は一週間前に領事館へ行き、テレックス用紙を提出済みなので、
申請用紙とパスポートを預ければ、今日の夕方にはビザが取れるはずだ。


たぶん。


今日は頑張らないと…!


歩きながら、英語でのゴネ方を考えている間にインド領事館へ着いた。
カウンターが開くのを待つ旅行者たちが既に何人もいた。
私も整理券を取り、空いている席に腰をおろした。
前の席にはいい感じにポッチャリな西洋人が2人で話をしていた。
ビザ申請用紙を手にしていたので、この2人も2日目なのだろう。
だが良く見ると、ビザの申請用紙の他にテレックス用紙も持っていた。

1日目にテレックス用紙は提出しているはずだが、
2日目も必要なのだろうか。
聞こうかと思ったけど、あまりにも楽しそうに話してたからやめた。

周りを見渡すと、整理券を発券する機械の横に
警備員のおっさんが暇そうに立っていたので聞いてみた。
そっけない態度で2日目もテレックス用紙の記入が必要だと答えてくれた。

その場でテレックス用紙を記入し、席に戻ろうとすると
金髪の女性が私の席に座っていたので、別の空いている席に腰掛けた。



カウンターが開くのをぼけーっと待っていると
隣にポニーテール風の女性が腰掛けた。
そういえば、ビザ申請用紙に1箇所だけ理解ができず
空欄にしてある所があることを思い出した。
隣の女性に聞こうか激しく迷った10秒後に
え、エクスキューズミー。。と声をかけた。
女性は笑顔で教えてくれた。
用紙が完成し、少しするとアナウンスと共に整理番号が表示された。

もう一度だけテレックス用紙とビザ申請用紙を見直して
自分の番が来るのを待った。

番号が近づくにつれ少し不安にもなったが、
なんとなく、意外とスムーズに取れるような気もしていた。



そして
私の番号が呼ばれた。



席を立ち、カウンターへと向かう。
窓口はガラスで仕切られており、
下の方が少しだけ、こちら側と向こう側で共有していた。
一応、笑顔を作り、ナマステーと言いながら用紙とパスポートを渡した。
一応、「6ヶ月ビザ、お願いします。」と言ってみた。

係員が用紙を確認し、ホチキスで留めると
用紙とパスポートが窓口から出てきた。
そして、英語で何かを言い始めた。


つづく

2011年11月2日

ヨーグルト



世界遺産として登録されている街
ネパールのバクタプル。

レンガ造りの家や石畳の道など
古き良きネパールの文化に触れることができちゃうわけで。

外国人はチケットを購入しないと街へ入れないんですけど、
それも街を維持する為には必要なことで。

気づけば一週間も滞在してまして。
で、今日オフィスへ行って延長の申請をしてきたってゆう。


最終的には2週間近く滞在していた私ですが
何をしてたかと言うと、毎日ヨーグルト食べてました。

バクタプルの名産品でして。
「王様のヨーグルト」って名前なんですけど。

庶民の私でも…つーか、私ニートですけども。

お仕事されてない方はちょっと…
なんて断られるのも野暮ってもんですから
その辺はひた隠して食べてたわけです。

ありがとうございます。

ひとつ残念なのは、
2週間近く通ったお気に入りのヨーグルト屋のコムスm…
娘さんがさっぱり私に心を開いてくれなかったこと。